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「となりの革命農家」を読んで

自分が生まれた田舎は本当に田舎で、嫁いわく「トトロがおっても不思議ちゃうなぁ」という感じです。
町がとなり町と合併するまでは、コンビニもないそんな町で、ほんとのどかです。

昨年、祖母が他界し、祖母の妹(既に他界)の家族が、東京、名古屋、神戸から葬式に帰ってきた時に、祖母の妹の家や畑、田んぼ、山をどうするか?という話になり、町にすべての土地を返したいということを町と話したが返せないらしく、父が引き受けることになった話や、その古い家を取り壊さないと行けないとか、田舎ならではの様々な問題があり、田舎は過疎が進み、高齢化が進んでいっているということを肌で感じています。地元に何かで貢献できるといいのだけど。

さて、そんなこともあり、NHKでドラマ化された「限界集落株式会社」を見て、地域を活性化させていくという取り組みを町を上げて進めていく話に涙してしまいました。
http://www.nhk.or.jp/dodra/genkai/

その原作作家の黒野伸一さんが書いた最新小説「となりの革命農家」が出ていたので読みました。

となりの革命農家

となりの革命農家

近代農業と有機農業のお互いの正義を持ちつつ農業法人と農家が成長して行くストーリーで、非常に面白かったですね。
本の最後には参考・引用文献があり農業を取り巻く環境の実際の数値データが入っておりフィクションなのだけど、状況を理解しながら読めるので地域再生、農業などに興味ある方は是非。

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