スポンサーリンク




書籍「未来に先回りする思考法」

2017年今年一番、自分の脳のアップデートに役立った本です。

書籍:佐藤航陽. 未来に先回りする思考法

未来に先回りする思考法

未来に先回りする思考法

個人評価

★★★★★ 長期的な思考に興味がある方、金融投資をされている方におすすめ。

つかみ

以下の文章から始まります。

実際に空を飛ぶ機械が、数学者と機械工の協力と不断の努力によって発明されるまでには、百万年から一千万年かかるだろう。 1903年、ニューヨーク・タイムズ

この記事の数週間後ライト兄弟初飛行が達成される。

当時のニューヨーク・タイムズは、色々な情報が集まるエリート集団だったのに。。。

この本の概要

「何故、99.9%の人は未来を見誤るのか?」

未来を先回りできる0.1%の人たちの思考法を探求している本です。

この0.1%の人が持つ能力は

テクノロジーに理解が深く、経済、人の感情などの要素を把握し、社会が変化するパターンを見抜くことに長けている事

であり、何故「テクノロジー」の理解が必要なのか?でいうと

テクノロジーには「一つの発明が次々に多くの発明を誘発し、結果として変化のスピードが雪だるま式に加速していくという性質があるため」

ということである。

テクノロジーを点として事象だけで捉えるのではなく、点をつなげて線や面の多次元化して捉えていくのか?という事=「パターン認識」できることが重要ということが書かれている。

ここまでだと他の本でもあるかもしれませんが、この本ではテクノロジーの発展がもたらす、既存の仕組みへの影響の考察や、先回りした思考を披露している点にあると思います。

などなど。

様々な話に発展するので脳がイキイキします。冬休みなど、長期的な思考に切り替えれるタイミングで是非一読を!

スポンサーリンク