「人口減少×デザイン」
地元の役場の友人と、町の将来について語る機会がありました。
町の人口減少から起こる様々な問題にチャレンジしている彼を友人として誇らしく思うと同時に、何か役に立てないかと、ヒントになりそうな、この本を手に取りました。もし、この辺りに知見がある方は、是非、アドバイス、メッセージいただけると嬉しいです。
この本は、今後の人口減少について、デザイン思考を取り入れて解説してる本なのですが、特設サイトがあります。
人口減少×デザインーー地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。
- 作者: 筧裕介
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2015/06/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このサイトがすごくよく出来てます。
実家のある町を選ぶと、2010年の人口を100として、何もおこなわないと2060年に34になるということがぱっとわかります。
そして、上記の赤矩形の「対策を行う」で、出生率、転入者、転出者の数字をいじると、2060年の数値を作ることが出来ます。
これにより、減少を前提としても、町が町として機能するために必要なヒトの数を具体的な目標値として設定し、それに向けた打ち手を考えていけそうです。このようなシュミレーションも、日本の各自治体の担当が、個人でやるとこれだけで時間がかかるので、このサービスはすごくいいなと思いました。